再就職が簡単になる資格とは
女性は男性と比較して30代で収入や就職率に大きく変化が起きます。それは結婚や出産で一時的、もしくは永続的な退職をする人が増えるからであり、男性にはそのような現象はほとんど見られません。一方で40代になり子供が小学校や中学校に行くと、子育ても一段落つき、空いた時間で収入を得たいと考える女性も多くいます。しかしそのような希望に対して、正社員で就職できる人の比率は低く、パートタイマーや契約社員、派遣社員で就職するというのが実態となっています。そのように正社員になれる人となれない人の差は何なのでしょうか。やはり大きな差としては手に職があるかないかのちがいです。手に職の一番わかり易い例としては資格が必要な仕事につけるかどうかです。国家資格が必要な仕事というと看護師や保育士、管理栄養士や介護士などがありこれらは国が資格が必要と定めているのでだれでも就職できるわけではありません。しかしその資格を有していれば再就職はぐっと楽になり、また常に求人も多くでているので、探すのにも困りません。またもうひとつ手に職というと専門性の高い仕事です。会社でいえば経理などはある程度の年齢の人間を雇うなら職歴として経験があるかどうかは必ず見られます。中途採用に対する教育をする手間を省きたいのが会社の思惑なので、実務経験がある人間が優遇されます。またコンピューター関連も言語の知識があるか、ソフトの知識やスキルがあるかなどを見られます。逆にそこさえカバーできれば年齢は関係ないと言ってもよいでしょう。ただし常に新しい知識を吸収する必要があるので、そこは自分で学んでいく意識を持ちましょう。
(関連リンク:【これからの女性は手に職を!】)